子ども資金のための投資戦略を考える

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子どもがいつのまにかもう2歳になった。

でも、まだ2歳。

学校とか習いごととか塾とかにお金が必要になる前に積立投資をはじめることにした。

今後見直していくときに振り返りやすいように、目標と戦略をメモしておく。

 

 

子どもの教育に必要なお金について調べてみた

子どもひとりを育てるのに2000万円かかるというのはときどき耳にする。

実際には、いつ、どれくらいかかるのかの目安を知っておきたいので調べてみた。

参考にしたのはこのサイト。

習いごとや塾の参考値まで書いてあるので、目安にさせてもらう。

kosodate-money.jp

 

このサイトによると幼稚園から大学までの公立vs私立の費用は下表のとおり。

私立医科歯科系となると目玉が飛び出る。

  公立 私立  
幼稚園(年間) ¥228,000 ¥492,000  
小学校(年間) ¥312,000 ¥1,440,000  
中学校(年間) ¥456,000 ¥1,296,000  
高校(年間) ¥384,000 ¥972,000  
大学(4−6年間) ¥2,426,000 ¥3,855,000 *私立文系
  - ¥5,186,000 *私立理系
  - ¥22,810,000 *私立医科歯科系
小〜大 ¥6,818,000 ¥20,630,000 ←私立理系で算出
高〜大 ¥3,578,000 ¥8,102,000 ←私立理系で算出

 

ひとまず私立理系を目標に、高校〜大学の810万円強をまかなえるように15歳までに1000万円を準備するのを目標とする。

具体的な進路が見えてきたら見直さないといけないし、どうしても医科歯科系に進みたいと思うなら途中で大きく方針転換しないといけない。

ここを軌道修正する必要があれば、もちろん全体計画を見直さないといけないので実績との乖離は注意深く確認しないといけない。

ときどき振り返るのが大事。

 

15歳になるまでに1000万円を貯めるための月々の積立額を把握する 

子どもが15歳になるまでのあと13年間で1,000万円を貯める。

これを具体的なステップにしてみる。

試算するために野村證券さんのシミュレーターを使ってみた。

www.nomura.co.jp

 

貯金だけで貯めきる場合を想定し、年利を0%にして13年間で計算すると、月々64,000円ずつ貯金していく必要がある。

貯金を想定した場合に年利を0%で試算しないといけないのがかなしい…。

でも、これが現実。

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ここで、最近勉強したことを活かす。

貯金だけにしておかず投資して3%ずつの利益が得られると仮定すると、月々の積立額が53,000円になる。

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積立額と運用益の比率はこんな感じ。

複利効果で運用益も雪だるまのように成長していくのが分かる。

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投資というリスクをとるかどうかで、1ヵ月あたり11,000円違ってくる。

年間にすると132,000円。

13年間にすると1,716,000円。

かなり大きな差になる。

リスクをとりつつ、キリをよくして月々55,000円の積立をはじめた。

 

*児童手当があるので3歳になるまでは月15,000円もらえるし、3歳以降は18歳になるまで月10,000円もらえる予定。なので、実際には1ヵ月あたり40,000〜45,000円ずつ給与から積み立てることになる。

 

子ども資金の投資先について考える

もちろん投資の場合、元本割れのリスクもある。

3%の利回りだけ維持できるなんて、そんなに都合よくいくわけじゃない。

でも、子ども資金なので大きく減らすわけにはいかない。

リスクを低減するため、個別銘柄は買わないことにし、ETF投資信託を中心に投資対象を探した。

いろいろと調べたり、本を読んだりした結果、以下の3つに投資することに決めた。

現金比率も考えておいたほうがいいのかもしれないけれど、期間を長く設定できていることと、ぼくの給与収入があることをもとに全額投資に向けるところからはじめることにする。

 

1. VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF

バンガードが販売しているETF

米国の高配当銘柄を投資対象にしたものであり、現時点で3%弱の配当が得られる。

500銘柄弱に分散されているというのもうれしい。

株式投資の未来』を読み、高配当銘柄への投資が望ましいことを学んだし、子ども資金ポートフォリオの中核に据えることにした。

ポートフォリオの50%をVYMにする。

 

2. VTI(Vanguard Total Stock Market ETF

こちらもバンガードが販売しているETF

広く世界に分散投資するVT(Vanguard Total World Stock ETF)にするという選択もあるけれど、経済成長が見込める米国に一旦絞ることにした。

S&P500に連動するVOO(Vanguard S&P 500ETF)にするか悩んだけれど、『ウォール街のランダム・ウォーカー』に、より多くの銘柄に分散できることが望ましいということが書いてあったので、米国株式市場をほぼ100%カバーするVTIを選択した。

ポートフォリオの30%をVTIにする。

 

3. ひふみ投信

レオス・キャピタルワークスが販売している投資信託

カンブリア宮殿に出演されたらしく、最近よく流行っている。

日本株TOPIX連動ETFを買うという選択もあるけれど、運用成績もよいひふみ投信を選択することにした。

アクティブ投信なので信託報酬も1.05%と高めだけれど、プロに長期投資の一部を託すことにする。

ポートフォリオの20%をひふみ投信にする。

 

ただ、最近は日本の大企業の成長不足を補うために、microsoft(MSFT)とamazon(AMZN)を組み込んだらしいので、米国投資比率が高まるようならば他とかぶるので見直さないといけない。

 

投資サイクルについて考える

長期投資になるので、ドルコスト平均法も意識したい。

毎月55,000円を積み立てるのでVYM:VTI:ひふみ=5:3:2で買い続けようかと思ったけれど、ETFの購入手数料が結構かさむのが気になる。

それは望むところではないので、ETFについては四半期末にまとめて購入し、年に4回の買い増しを行うペースにしようと思う。

もちろんETFから受け取る配当は、四半期ごとの購入時にETFに再投資する。

 

ひふみは手数料なしで毎月自動積立ができるので、毎月10,000円ずつ買い増していく。

 

 

子ども資金のための投資戦略まとめ

【目標】

  • 15歳になるまでの13年間で1000万円ためることを目標とする

 

【戦略】

  • 月々55,000円積み立てる(年に3回もらえる児童手当も加えて月々55,000円)
  • 円グラフで示した構成比率を目安にポートフォリオを構成するように配分する
  • ETFドルコスト平均法と購入手数料を意識して、四半期末にまとめて購入する
  • ひふみ投信は毎月自動積立とする
  • 配当は再投資する
  • 年に一度は見直す
  • 小学校高学年くらいになったら、子どもとよく会話もして、戦略転換も考えるようにする

 

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関連記事。

投資戦略を考えるにあたって読んだ本たち。

いずれも長期投資の土台となるところがまとめられており、読む価値がものすごく高い。

gantt.hatenablog.jp

 

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