くじら手帳

京都に住む父親サラリーマン投資家の備忘録。

アンソニー・ロビンズの『世界のエリート投資家は何を考えているのか』を読んだ

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アンソニー・ロビンズの『世界のエリート投資家は何を考えているのか』を読んだ。

熱量の高い語り口で、資産運用にどう取り組めばよいかが書かれている。

 

  1. 目指すべき「経済的安定」や、「経済的自由」等に必要な額を試算する
  2. 収入から一定の割合を積み立てることを決心し、貯金・投資にまわす
  3. 自分のリスク許容度を踏まえて、安全資産とリスク資産のバランスを決めて投資する
  4. 少なくとも年に1回のリバランスを行う
  5. 複利効果を活かして、これを続けて「クリティカル・マス(臨界質量:働かなくても暮らせるだけの利益が生まれる投資量)」まで成長するのを見守る

 

これだけならよくある資産運用の指南本とあまり変わらない…

この本が他とは違うところは、著者が世界最大のヘッジファンド創始者から聞き出したポートフォリオ戦略が書かれているところにある。

 

 

レイ・ダリオのオール・シーズンズ戦略

世界最大のヘッジファンド創始者であるレイ・ダリオが「自分が死んでアクティブ運用できなくなるなら、遺産をどんなポートフォリオ構成にしたらいいか?」と考えた結果、『オール・ウェザー戦略』が生まれた。

資産を各アセットクラス(株式、国債、金、商品取引など)に分配する際に、各アセットクラスの持つ「リスクの大小」を考えてバランスをとり、リスクを最小にしつつ、リターンを最大化するというもの。

このポートフォリオだと、2008年のリーマンショックのときに3.93%しか下がらなかったのに、リターンは40年間(1974〜2013年)の平均利回りで9.88%もあるらしい。

 

ただ、この戦略はレバレッジが効いていたりするらしく、一般ピープルが真似できるものではない。

そこで「普通の人でも実現可能なもの」としてあげられたのが、『オール・シーズンズ戦略』である。

国債や金の割合が非常に高く(合わせたら6割強)、すごくディフェンシブだと思ったけれど、リスクで見るとバランスがとれているらしい。

これでぼくらがレイ・ダリオのポートフォリオを真似することができる。

ポートフォリオの詳しい内容は本書の5章に書かれています。

 

 

こういうポートフォリオの考え方もあるんだと勉強になった。

まだ30代なので、すぐさま自分のポートフォリオに取り込もうとは思わないけれど、歳を重ねたらシフトしていくことも考えたい。