くじら手帳

京都に住む父親サラリーマン投資家の備忘録。

米国市場調整時の合理的な投資判断を考えておく

f:id:gantt:20180212072413j:plain

 

2017年春に米国株投資をはじめて以来、これまでゴルディロックスであり続けた相場が調整に入りました。1日でダウが1000ドルも下げたり、次の日には500ドル戻したり、そしてまた次の日は1000ドル下げたり…心穏やかではない日々がつづいています。

「一度、手放したほうがいいだろうか」「いや、持ち続ける。むしろ買い増したほうがいいんじゃないか」「買い増すならポートフォリオの中でどの銘柄がいいだろうか」「いやいや、やっぱりまだ下がるかもしれないし、こういうときはなにもしないのがよいと聞く…」と思考がぐるぐるまわります。

これはよくない。わが家の投資戦略を思い出しつつ、現時点の合理的な投資判断(調整で大きく下がった時にどう動くか)を持っておきたいと思います。

 

わが家の投資戦略

まずわが家の投資戦略を振り返ると、、、

  • セクター分散を意識しつつ、連続高配当銘柄に投資して、配当を含めて積み立てていく
  • 米国市場の成長を信じ、米国市場を買う(ETFを買う) 

という考え方をしています。「株式のリターンの源泉は配当である」と捉えており、「長期的に見ると市場全体の成長に伴って株価自体も上昇し、リターンに上乗せがあるだろう」という希望のもと長期保有をしていくことにしています。インカムゲインを確保できることが前提で、キャピタルゲインは上乗せされるとうれしいというものです。

 

今とりうる選択肢

これに対して、この数日間で頭をよぎった選択肢は以下の通り。 

  1. 含み益がある銘柄を一旦利益確定しておく
  2. 年間配当と相殺するため、含み損がある銘柄で損益を確定しておく
  3. 高値になって買いづらくなっていたJNJやMMMを買い増す
  4. ポートフォリオに組み込みたいと考えていたMSFTを買いに行く
  5. なにもしない
  6. VYMの利回りも向上しているので買い増しておく

 

1は投資戦略上やっちゃいけない。配当も出ているし、上乗せもできているものを自分から切りにいくのはよくないです。

2はまずこれ単品ではやっちゃいけない。十分に下がったところで買い戻すことができなければ配当を失います。でも十分に下がったところというのがどこだか分からないのでこの案の採用も難しいです。そもそも単なる損出しなら今やらなくてもいいですね。

3はJNJやMMMを買い増せるチャンスが今までなかったのでいいじゃん!と思いましたが、ポートフォリオ内の目標比率と照らし合わせると買い増し余地がそんなにあるわけではないので採用しづらいところです。

4はありかもしれない。MSFTのビジネス内容や業績、レパトリ減税で得られるかもしれない恩恵を踏まえて、ポートフォリオ構成銘柄に組み込みたいなーと最近考えていました。こちらもずっと値上がりし続けていて、なかなか買いに踏み切れなかったのでチャンスかもしれないと考えています。

5はルール通り。一周回って「こういうときは下手に動かず、何もしないのがいいんじゃないか…」という考えに行きあたりました。定期的な買付けのみとし、特段のアクションは行わないという選択です。ただ、まだまだ待機中の資金があり、ポートフォリオの目標比率には達していない銘柄もあるので、このタイミングを活かさないのはもったいない気がしています。

 

現時点で一番合理的な判断

結論としては、6が現時点で一番合理的な判断だと考えています。高配当ETFであるVYMもずっと値上がりし続けていて、配当利回りがぐんぐん低下していました。調整のタイミングで買い増して、YOCを高めておくいいチャンスです。ポートフォリオ内の目標比率にもまだ達しておらず、既存のわが家のルールの中ではきっと最適な解だと思います。ただし、買い急いで一気に投入しすぎず、あくまで時間分散を意識した購入を心がけつつ行うよう気をつけます。

なお、そのときの年齢(= 残りの投資可能期間)にもよりますが、すでにポートフォリオが完成していた場合には5が最良の選択肢であると考えています。

 

ところで、、、

今回あらためて考えている中で「ETFだけでポートフォリオを構成するのが最強なんじゃないか」っていう気さえしてきました。それだと投資が単なる作業になってしまい、面白みに欠けてしまうため今は個別株も盛り込んでいます。「時として人間は合理的ではない行動をとってしまう」という状況に陥っているのかもしれません。市場の調整を経験し、自分にどこまでの耐性があるのかを体感しつつ、どこまで合理性を求めるかについて、1〜2年をめどに引き続き考えておきたいと思います。

 

 

関連記録。

わが家のポートフォリオ構成銘柄。

gantt.hatenablog.jp